だいすけおにいさん卒業記者会見でのコメント紹介（おかあさんといっしょ）

だいすけおにいさん卒業コメント

　2017年2月17日に、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」 11代目うたのお兄さん横山だいすけさん（だいすけおにいさん）の卒業と、新うたのお兄さん花田ゆういちろうさん（ゆういちろうおにいさん）が発表されました。

　だいすけおにいさんのコメントもありましたのでご紹介させていただきます。

f:id:akachannel:20170218164716j:plain

「おかあさんといっしょ」60周年を次に引き継いでいきたいと決心

今回の卒業はぼくから言わせて頂きました。

　おかあさんといっしょ50周年記念の年をうたのお兄さんとして出演させてもらい、多くの先輩方、歴代の制作者の方たちとお話をしたり、一緒にうたを歌わせてもらったり、素晴らしい機会をいただくことができました。

　その中で、この番組がどれだけ多くの人たちに愛され続けて、多くの愛で創られているということを知りました。

　そして、自分もこの番組の歴史の1ページを刻めることができるということを誇りに思い、また、次の60周年に向けて自分はどういうことができるんだろうとも考えながら、うたのおにいさんとして出演してきました。

　2016年4月から、うたのおねえさんが小野あつこさんになって、人形劇も「ガラピコぷ〜」に代わり、番組もいろんなことが新しくなりました。

　そして2年後の2019年には「おかあさんといっしょ」は60周年を迎えます。その60周年に向けて「こんな素晴らしい番組を次に引き継いでいきたい。」という気持ちがすごく大きくなったのが、卒業を決心した正直なところです。

思っていたとおりのお仕事だった

　以前から『横山大介』を知っている人はビックリするかもしれません。僕は高校生の時からうたのお兄さんになるのが夢で、子どもたちに勇気や希望の歌の届けたいと、ずっとうたのお兄さんを目指していました。その中で、うたのお兄さんにいろんな縁がありまして、いろんな人たちに支えてもらって、うたのお兄さんになることができました。

よろしければこちらの記事もご覧ください

　スタッフ・制作・関わっているみんなが笑顔で子どもたちを迎え入れてくれて、ぼくらも受け入れてくれて、本当に毎回の収録でこのスタジオが笑顔で一杯になる瞬間のなか、うたのおにいさんとして出演させてもらうことができ、"夢見てきたうたのお兄さん" を実際にやってみて「夢に思っていたとおりのお仕事なんだな」と思い、毎日楽しく過ごすことができました。

　9年という時間は、あっという間というよりは、いろいろなことがありました。出会いもあれば、別れもありました。今日の記者会見でも、副調整室や後ろにも、苦楽をともにした多くの仲間たちが見守ってくれています。支えられて9年間走ってこれたのが、何よりの宝物です。