だいすけおにいさんにとっての『ぼよよん行進曲』『Say！good-bye〜明日をみつめて〜』（おかあさんといっしょ）

だいすけおにいさんにとって思い入れがある『ぼよよん行進曲』『Say！good-bye〜明日をみつめて〜』

　卒業発表の記者会見で『ぼよよん行進曲』、そして2016年のスペシャルステージの最後に歌われた『Say！good-bye〜明日をみつめて〜』についてコメントをされておられましたのでご紹介させていただきます。

画像をクリックするとAmazonサイトへジャンプします（『Say！good-bye〜明日をみつめて〜』収録）

『ぼよよん行進曲』がきっかけでひとつひとつの曲を大切さに気づく

　横山だいすけさんが大切にしていたことは、うたのお兄さんになった時に先生に言われた「詩を子どもたちに届ける」。

　きっかけは東日本大震災。子どもたちが悩んでいる姿をみて、どういうことができるのかをすごく考え、当時のプロデューサーとも何度も話をしました。

　被災地に伺い子どもたちに会って歌う特番や、子どもたちのいないスタジオで収録することもありました。

　その時、メロディーよりもまず詩を読み込んで、その言葉を子どもたちに届けられるようにその歌を聞いて、子どもたちの心が少しでも日常の素直に笑い合えるような状況に戻れるようにと心に決めて歌っていたそうです。

　その時の『ぼよよん行進曲』。魂を込めて歌いました。すると、それが子どもたちや親御さんに伝わったという感覚というか、すべてがひとつになった瞬間を感じて、そこからうた・音楽は人の心にちゃんと届くんだなと感じたそうです。

　それから、ひとつひとつの歌、ひとつひとつの言葉を大切にしていこうとするようにできるようになったそうです。

画像をクリックするとAmazonサイトへジャンプします（だいすけおにいさん、たくみおねえさん、あつこおねえさんが歌う『ぼよよん行進曲』は圧巻です。）

『Say！good-bye〜明日をみつめて〜』を歌って卒業を決意

　ぼくは元々うたのお兄さんになりたかった夢が叶い、就任しました。

　毎年1年1年を命がけでやってきたせいか、何年続けているかというよりは1年ごとに始まりがあって終わりがあって、また次の1年が始まると、気持ちを新たにし無事にこの1年が終わるようにと思いながら出演してきました。

　卒業について大きく決断を決めたのは、去年（2016年）のおかあさんといっしょスペシャルステージというコンサートの中で、自分が歌っている横で、あつこお姉さんやガラピコぷ〜が子どもたちや親御さんと笑いあっている姿を一番近くから観させてもらって、本当に心が通じ合ったんだなっていう気持ちと安心した気持ちが生まれました。

　そして最後の曲『Say！good-bye〜明日をみつめて〜』を歌っているときに、「ずっと楽しい時間を過ごしてきたな」という思いと、「いつかは終りが来るんだ」っていう気持ちになり、「最後の時まで自分は笑顔でいられるように」という気持ちを歌いながら、"これまで歩んできた道"と"ここで（終わり）"というのを本能的に感じました。自分が「ここまでやりきれてよかった」という直感的に思ったのが一番大きな要因ではあります。

この時にはもう決心していたんですね

f:id:akachannel:20170218230102j:plain