おかあさんといっしょ 5月の新曲「いるよ」が放送!
NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』2018年5月の新曲「いるよ」が放送されました。
この曲はなんと、谷川俊太郎さん(作詞)と細野晴臣さん(作曲)がコラボレーションして制作された新曲。
映像もすばらしく可愛らしいアニメーションですので是非、ご覧ください!
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みえないけれど みんないるよ
おほしさま いるよ
ひるまも いるよ
みえない けれど
うちゅうの なかで
ちかちか してる
おひさま いるよ
よるでも いるよ
みえないけれど
とおくの くにの
こどもの うえに
おひさま いるよ
新曲「いるよ」は覚えやすい言葉で ひらがなだけで表現されています。
谷川さんらしい「ことばあそびうた」になっていて、ふっとした時に口ずさんでしまうような不思議な曲となっています。
「今は見えない お星さまや お日さまが近くにいるように、お友だちもとなりで笑っているんだよ。」
ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さんが静かに語りかけるように歌ってくれています。
個人的には連休明けに幼稚園へ行きたがらない時に助かる!
谷川俊太郎さん、細野晴臣さんがタッグ!
作詞は谷川俊太郎さん。日本を代表する詩人です。
実は谷川さんは詩集や絵本の活動で有名ですが翻訳活動などもされていて、絵本作家レオ・レオの代表作「スイミー」や、スヌーピーで知られるチャールズ・M・シュルツ作「ピーナッツ」などの翻訳もされておられ、いまではどちらとも日本で大人気となっています。
(ちなみに「鉄腕アトム」の主題歌の作詞も担当されています。)
作曲は細野晴臣さん。ご存知YMO。
最近では”NHK Eテレ「2355」のオープニングで歌っている人”というイメージをお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
もともとは、「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」などのグループを経て、ソロでも数々の楽曲提供などもされておられる大変有名な方です。
そしてアレンジは高田漣さん。
この方、坂本龍一さんや高橋幸宏さん、TOWA TEI(テイトウワ)さんなどの作品も編集しておられ、YMOとも大変馴染みのある方です。
繊細ながらとても印象に残るアニメーションは松本弘さん。
このタッチ。どこかで見たことがあるなあと思った方もおられるのではないでしょうか。
『おかあさんといっしょ』の月歌「まあるいせかい」「しゃぼんだまいっぱい」など印象深い映像を手掛けた方です。
今回も素晴らしい映像です。
かなりインパクトのあるアニメーション
たった7~8文字の言葉ずつでこれだけ印象にのこってしまう新曲「いるよ」。
なかなかこのメンバーが楽曲を制作することはないと思います。
50年代40年代の方にも一度は聴いてほしい一曲です。是非お見逃しなく!