みんなのうた<再放送曲>紹介 その1
みんなのうた2016年10月・11月の<再放送局>紹介 その1です。おもに再放送は下記日程にて放送されています。
今回『気のいいあひる』は発掘プロジェクトにより1971年版の映像が公開されます。かなり貴重ですのでお見逃しなく!
【NHK総合】月曜日4:15~、火曜日4:15~、水10:55~、木4:15~
【Eテレ】火曜日12:55~、水曜日6:35~と12:55~、木曜日6:35~と12:55~
※ラジオ、その他詳細はHPにてご確認ください。
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『お兄ちゃんずるい』(作詞・作曲:古田喜昭、うた:北本敦也)
何かにつけて、お兄ちゃんは煙たい存在。と作詞・作曲の古田喜昭さんは開き直った弟にこんなふうに表現させています。
たくさん食べて「お兄ちゃんより お兄ちゃんになっちゃうから いいもん!」
映像担当の渡辺三千成さんが、曲の合間に優しいお兄ちゃんの様子を描き加えています。(ちなみに、古田さんのユーモアのセンスが発揮された作品に「ウエディング・ベル(うた・シュガー)があります)
『気のいいあひる』(ボヘミア民謡、訳詞:高木義夫、うた:ダーク・ダックス)
※発掘プロジェクト作品です
「気のいいあひる」の原曲はボヘミア民謡です。
実は原曲のチェコ語では「気のいい"がちょう"」と読みます。そう、あひるではなく、ガチョウなんです。
作詞を担当された高木義夫さんは、親しみやすさを優先して「あひる」に変えたのではないだろうかとNHK側は推測しています。
そして映像は、加藤晃さん。加藤さんの作成した紙人形劇はユーモラスな味わいが印象的ですが、ビルを踏み潰して歩く暴れん坊のあひるの姿はまるでゴジラの様な猛々しさで心に残る映像となっています。
そしてかつて、日本の歌謡界にコーラスブームを巻き起こしたダーク・ダックスの若々しい歌声が、この曲を引き立たせてくれています。
『エプロン・ヒーロー』(作詞:鈴木みゆき、作曲:三平典子、うた:五十嵐寛之、大澤希佳
今は定年退職した男性が料理教室に通ったり、育メンパパが普通に料理を作ったりしている時代ですが、昔は「男子厨房に入らず」という言葉があるほど男性が料理をするのはご法度でっした。
しかし1995年に放送された「エプロン・ヒーロー」は、その時代であるにもかかわらず、お父さんがあらゆる料理を上手にこなしています。
そして子どもが「時代が待っていたよ パパ大好き!」と子どもの言葉とは思えないセリフでパパをおだてています。
まるでママが子どもを使って上手にパパを褒めて動かしているかのような・・・。そんな風景が見える歌となっています。
みんなのうた10月・11月新曲です